2015年03月23日

大好きな人が亡くなりました

一昨日の未明、第二の父として慕ってきた方が天国へ旅立たれました。



書いてる今もまだ信じられないと言うか、受け入れきれてない部分があります。



まだ64歳でした。


大好きな人が亡くなりました


「常父さん」と出会ったのは、入隊して基地に土木建築員として配属されて、初めての作業小隊長だったことからです。



私の父と同学年で、私の弟と誕生日が同じという、私の家族とも何だか縁がありました。



初日に基地内をあちこち連れて回ってくれて色々お話して事務所に戻ると、1つ上の先輩に「いいな~。俺そんなことしてもらってないよ(笑)」と言われました。



施設隊にとって久々のwaf(ワッフ。woman air forceの略。)ということと、常父さんの娘さんと同い年ということで、気を遣ってくれたんですね。



180cmと背が高く、ダンディーで、

仕事には厳しく、

誰からも人望が厚いというパーフェクトな人でした。



でもダジャレが好きだったり、

外作業の休憩には軽トラのラジオで「ラジオ人生相談」を聞いてパーソナリティーのツッコミに笑ったり、

ユーモアある葉書をくれたり、

面白い人でもありました。




もともと消防職で、特別措置で作業小隊長になっていた常父さんは私が配属されて半年で消防小隊に戻ってしまいましたが、それからもずっと交流させてもらいました。




昼休みに卓球をしたり(卓球もバレーボールも指導者レベル)、

奥さんから手作りの美味しいお菓子を頂いたり、

お返しに梅酒のケーキを作ったり。




常父さんがいなかったら、自衛隊に15年間いなかっただろうと思います。




そんな方の突然の訃報。




去年の初めから癌と闘っていたそうです。




2月のお誕生日にメールを送りましたが、そんな様子は全く分かりませんでした。




ご本人が知らせないようおっしゃっていて、ご家族以外は全く知らなかったとのこと。




それでも「何で会いに行かなかったんだろう」と悔いは残ります。




実は今、北海道に帰省しています。

一昨日の午後、空港に行く前に常父さんに最後に会いに行きました。




悲しい対面ではあったけど、一目会えたことは本当に良かったです。




まだしばらくは気持ちの整理が付きそうにありませんが、これから自分の言葉で弔電を送ろうと思います。


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Posted by かったー  at 07:32 │Comments(0)【常父さん】

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